因泰光

路地野菜

オクラとの出会いが人生を変えました

お父さんが病気をしたため、心配で実家へ帰っきた泰光さん。

30歳くらいまで、学校の先生をやったりいろいろな仕事をしましたが、5~6年で辞めてしまい何をやっても長く続きませんでした。

 

ある時、コープに出荷するオクラを作らないかと言われ、それじゃあと作り始めたのがきっかけで人生が変わりました。

 

いいオクラを作っていきたいといろいろ試行錯誤しながらあっという間に20年が経過しました。

 

今まで自家用の野菜しか栽培していなかったお父さんやお母さんも畑の作業が生き甲斐となるほど楽しんでいます。

お父さんの病気もいつの間にか良くなっていて、スポーツをしたりカラオケに行ったりできるようになりました。

 

泰光さんがオクラ栽培を始めてから、みんなが笑顔で健康になりました。

 

泰光さんは、ぽろっと

「なかなか一生のうちに飽きるほど作れんよねぇ。20~30年作ったくらいでは極めずに終わってしまう」

と、さみしそうに言いました。

 

毎年違う表情を見せるオクラという作物を勉強中だそうです。


現在は、コープではなくJAやイオンや直売所へ出荷しています。

 

夏野菜のオクラは、夏の暑い時期には大きくても柔らかくて美味しいそうです。

一日に約5㎝伸びるので、収穫する時期を次の日に伸ばす余裕がありません。

 

寒くなるにつれて、だんだん硬くなってくるので、10月頃には小さいうちに収穫するのです。


自慢のオクラたち

オクラの収穫は、5月末~10月いっぱい頃までです。

路地ではGW頃に一か所に3つずつの種を植え、芽が出て、6月末には小さな木からしゃがんで収穫しますが、だんだん木のように太く大きくなり、10月には先の方になったオクラを背伸びして収穫するようになります。

 

また、9月頃には脇芽もたくさん出てきて、そこからもどんどん収穫できるようになります。

この日、いつになくオクラが収穫できすぎててんてこ舞いしていました。

 

「なんでー」

「だいたい10月にこんなに元気になるわけないばってん」

もう収穫も終わりを迎えてこんなにたくさん収穫できるのか分からないと困惑中。

 

オクラは、アオイ科の食用ですが、観賞用のものにはハイビスカスがあります。

確かに花はそっくりですね。

ちなみに、オクラは実だけではなく花も食べられる品種もあります。

刻んでサラダにいれたり、てんぷらにしたり、オクラのように少し粘りがあって甘みがあります。

オクラが終わったら冬野菜

ハウスには、春菊を植えたところです。

1週間で芽が出るのが待ち遠しいそうです。

 

夏場はトマトなどを植え、冬場は大根なども植えています。

将来の抱負はまだない

現在オクラづくりに一生懸命な泰光さんは、まだ将来のことは考えられません。

2人の娘さんたちは県外へ行ってしまい、跡継ぎがいないので、将来の抱負も展望もないといいますが、まだまだ還暦前。

 

将来もしかしたらお孫さんが農業をしたいという時がくるかもしれないですね。

その他の作物

オクラの畑のそばに2町の田んぼがあります。

オクラの種を植えて収穫できるまでの間に田植えをして、稲刈り時期は重なるため少し忙しくなります。