安河内龍一

水稲/施設花卉/露地花卉

2017年 宮若うまい米コンクール金賞受賞!

2015年「第17回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、県内で初めて安河内豊孝さんが金賞を受賞ことをきっかけに、宮若市でも「宮若うまい米コンクール」が開催されることになり、2017年度の金賞は安河内龍一さんが受賞し、10月29日の「宮若ふるさと祭」で表彰されました。

宮若市認定農業者連絡協議会の山本隆会長も龍一さんの受賞を喜び、表彰台上で涙するほどでした。

 

まわりに人を呼ぶマメな性格

まわりの困りごとを放っておけないタイプの龍一さんは、リーダー的存在で、たくさんの人から信頼されています。基盤整備の役員などもしてマメに解決し成功させました。龍一さんに相談すれば安心と、ほかの取材先で聞いたくらいです。

 

そして、まだこれからもお寺やお宮の役などをするかもしれないとか・・・

管理する田んぼは年々増えて、現在は15町ほどをになりました。一か所だけではなく、頼まれていろいろなところにある田んぼで作業をしています。

龍一さんの田んぼは、近所の人が水を張ってくれたり助けてくれることが多いといいます。

 

自分の田んぼは約3町ほどですが、ほとんどが高齢化などで農作業ができなくなった人から頼まれているもので、今まで長年の間に増えてしまった田んぼと花の作業を一人でこなしてきました。

 

そろそろ息子さんに花を任せる時期が来たといいます。

また、まだまだ増えていきそうな田んぼも将来は娘さんたちがしてくれることを希望しています。

ここにはまだ稲刈りをしていない、”にこまる”と”ヒノヒカリ”が並べて植えられていました。

葉が金色になって、このくらいの色になったら収穫時期だそうです。

 

収穫時期よりも早く刈り取ると、青い米粒は小さいのでの目からでて計量されず、収穫量が少なくなります。では、遅く刈るとよいのかというわけでもなく、やはり丁度よい時期でなければうまみが落ちるそうで、それを見極めて丁度良い時期に刈り取るのがプロとしての目なのです。

この粒の大きい”にこまる”は味の良い品種だそうです。田んぼによってもお米の出来具合が異なり、収穫時期をみながら刈り取ります。

泥棒除けには目力の鋭い犬が2匹いました。また、米40袋を一パレットにし、それを何段にも積み重ねて手が届かないくらいの高さにして、業者さんが取りに来るまで保管しています。

 

できるだけ自分たちで売りたいと思ってはいるけれど、こうした保管が大変なのが問題。納屋に置いておくと、泥棒やネズミがくるので、なるべく置いておかないようにしているそうです。


飼料米の栽培や収穫は、安河内豊孝さんと共同で連携をとりながら、作業をします。

コンバインは豊孝さんのものを使い、収穫時期には二人の2台の乾燥機はフル回転します。宮若市のなかでも収穫量の多い龍一さんと豊孝さんの機械は、長期にわたり使用するので、はやく摩耗するそうです。

 


家の横ある福岡県オリジナルの酒米「夢一献(ゆめいっこん)」は、宮若市の特産品「宮桜」になります。

10月にはいるといよいよ酒米ともち米の刈り取りが始まります。

龍一さんとこの米は綺麗かよ。

10年来のお付き合いだという、お米を引き取りに来ていた業者の方がお米を広げて見せてくれました。

粒が揃うとるのが良かとですよ。ここら辺は県下でいうたら土地が一番いいところやけん。山のあるけん夕日が陰るとが早いんよ。そげんとが良いっちゃないかな。

近年では特にイノシシの被害が拡大してきて、点々と散らばった田んぼに柵を作るのが大変なんだそうです。

 


そのほかの作物

もともとあった田んぼは1町ほどで、これでは食べられないと思い、花を作り始めました。

菊の露地栽培からはじまり、ハウスを増やしていき、台風対策で鉄骨を立てたり試行錯誤しながら、平成7年、県や役場の協力の下花団地ができ、そこへ移動。