宮崎伸一

水稲/麦/大豆

草刈とイノシシの被害が深刻

もともとお父さんがしていた農業ですが、お父さんの体調が悪くなった頃から変わって農作業をするようになり、ちょうど慣れてきたころにヤンマーを定年退職して本格的に農業を始めました。

 

退職後は1年くらいゆっくりしようと考えていましたが、近所の方から田んぼの委託を頼まれ、どんどん作付面積が増えてしまい、ゆっくり休む間もなくなってしまいました。

 

まだまだ管理を頼まれています。

たくさんの大型機械があり、どんどん田んぼを増やしてもいいのですが、最近では鹿とイノシシの対策が大変でなかなか安易に増やすことが難しくなってきました。

 

かつて、6反の麦の芽を全部食べられてしまったことがあったので、今では見回り隊を作って交代で見回っています。

戦利品?

イノシシの牙は、どれも先が削れて鋭利になっています。餌をとりやすくするようにイノシシが自分で削るのかな?

 

鹿の角は、生え変わるときに根っこからぽろっととれるので、山歩きをしていたら落ちていることもあるそうです。


大好きな農業機械を使う楽しみ

息子さんは県外におられますが、長女の子供が3人いるので、だれかが将来農業を継いでくれるといいな、と伸一さん。

 

現在、お米を3町、飼料米を1町、大豆は2町5反、そして麦6町は3人で共同で作業をしています。

 

まだまだ増えそうな田んぼを誰かが引き継いでしてくれるといいですね。

農家の嫁だけど食べさせてもらうだけです

農機具は何でもそろっており、ほとんどの作業は農機具がしてくれるため農作業は楽なのだそうです。

 

農家の嫁ですが、現在はパートにでており「百姓はしきらないけんが、何もわからない」と奥さん。

 

コンバインで刈り取ったお米を運ぶときには、伸一さん一人で2台運転できないので、ただ、軽トラックを運転するだけですがその時だけは奥さんの出番です。

でも、ほとんどは近所の人が代わりに手伝ってくれるのだそうです。



なんと、大型の農業機械は冷暖房付き!!

取材先でいろいろな変わった農業機械を見ることはありますが、ここにも変わった機会がたくさんありました。

 

田んぼに傷をつけて排水をよくする機械、斜めの土手の草でも刈れる機械、麦でも稲でもすける機械、大豆を刈る機械、田んぼを水平にする機械、額縁排水のための溝を掘る機械、たい肥を運ぶ機械、大豆を刈る機械、稲を刈る機械、果樹園などの下草を刈る機械、田植えをする機械、麦の種と肥料と除草剤を一度にまける機械・・・などなど・・・

大きなタイヤなので、広い田んぼを移動するのもスイスイ。

 

農業をしていたら、こういう機械があるといいなーと思って、補助金などを活用して買いそろえたそうです。

・・とはいいますが、1台1,200万円する機械など高額なものがずらりと並んでいます。

 

また、友達と一緒に「大人のおもちゃ」ユンボを買ってしまいました。

イノシシの壊した土手などを修理したり、U字溝の中にたまった泥を書き出すために使っています。

 

ヤンマーに勤めていただけありますね。

説明を聞いている時の嬉しそうな顔をみていると、本当に機械が好きなんだなと感じました。


ちょうど2週間前に植えた麦。

しっかり芽が出て、手前の方は麦踏をしたばかりです。

 

昔は足で踏んでいた「麦踏み」ですが、今ではトラクターの大きなタイヤで踏みます。
そうすると、たくさん分げつ(わき目がでる)してこしが強くなり強い麦になるのだそうです。

 

麦は、天候に左右されやすくて雨が多いと刈り取る前にカビが生えたりの苦労があります。

 

取材のとき雪が降ってきましたが、麦畑まで行って見せていただき、寒い中ありがとうございました。

 


大豆